配車係としての技量が試される面白い仕事

現在の仕事を教えてください。

お客様の工場内に常駐し、配車業務を行っております。工場からは、毎日40台～60台の油圧ショベルの出荷依頼を受けます。海外への輸出機は横浜港まで、国内機は北海道から沖縄までと全国各地へ輸送するために車両やフェリーの手配を担当しております。大きさや重量が異なる多種多様な特殊機の運送には機械と車両それぞれの特性、さらに法規制や運行管理等の専門的な知識が必要とされます。また、多くのドライバーに対して采配を振るためコミュニケーション能力も非常に重要視される他、会社の売上にも直結するこの業務は、配車係としての技量が試される面白い仕事です。

職場の雰囲気は？

風通しが良く、「こうしたい！」と思ったことをすぐに実行できる風土があります。赴任した当初は手書きの帳簿やFAXなどアナログな業務が多かったため、「フォーマットをエクセルに落とし込んでデジタル化してみるのはどうか？」と提案したところすぐに採用してもらえました。長年培ってきた安全管理の文化や運送技術のノウハウを引き継ぎつつ、事務作業の業務改善には積極的に取り組むことができるため、古い慣習に縛られることなく挑戦できる環境はアサガミスピリッツを体現しております。平均年齢は高いものの、若者にとっても居心地の良い職場です。

初めての配車業務で大きく成長できた1年

仕事の中で一番印象に残っていることは？

熟練ドライバーから「今までで1番の配車係だ」とお褒めの言葉をいただいたことです。私は客先の物量が過去最高となった年にメインの配車係を担当させてもらいました。物量に対して車両が圧倒的に少なく、配車に非常に苦労しました。自車の稼働率を上げることは必達のミッションであり、運行管理の規制に苦戦しながらも最も効率的な配車を模索し、傭車が見つかりにくいエリアへの配送には帰り便を探して往復便をパッケージ化し、傭車の協力を募るなど様々な工夫を凝らしました。配車業務は初めてでしたが周りに支えられながら大きく成長できた1年になりました。

入社後のギャップを教えてください。

若手の裁量が大きいことが良い意味でギャップでした。本社配属の時は入社1～2年目で社長報告を担当させてもらったり、所長・支店長クラスの社員を招集し、打合せを取り仕切ることもありました。新人の自分にも意見を求められることを嬉しく思ったと同時に、年次関係なく一人の社会人として要求される期待値に身が引き締まる思いでした。営業所に配属されてからは、売上に直結する業務を担当し、毎月億単位の受注・発注を自分の裁量で捌いております。会社への貢献がわかりやすく数字で見えるため、やりがいも感じやすいです。

入社後に何か必要となるスキルは？

実務面では会計の知識があると有利です。財務諸表が読めると会社が金を稼ぐ仕組みや経営の健康状態がわかります。自分の業務がどのように売上と利益に結びついているか理解することで、与えられた仕事を淡々とこなすだけではなく、工夫しながら業務に取り組むことができます。精神面では思いやりがとても大切です。様々な年代、立場の人たちと関わる際にどのように振舞うかで自分と自分が属している組織の印象が決まります。相手の立場に立って真摯に対応すると、自然と仕事がやりやすくなったり、新たなビジネスチャンスが舞い込んでくることもあるでしょう。

動き回ることが自分にとって一番のリフレッシュ

休みの日は何をして過ごしていますか？

趣味のダイビングやサウナを始め、登山、釣り、キャンプ、美術館巡り、ツーリングなどアクティブに過ごしています。平日も仕事終わりにバレエのレッスンに通うなど毎日ノンストップで動き回ることが自分にとって一番のリフレッシュになっております。またアサガミにはいくつかのクラブ活動があり、私はテニス部に所属しております。保養所にて開催される合宿は、新入社員から役員まで幅広い年代の社員と交流し縦横のつながりを深められる楽しいイベントです。また若手社員同士でBBQ大会・スノボ合宿を開催することもあり、公私ともにとても充実した日々を過ごしております。